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天然のきのこは9月~11月頃に旬を迎えるものが多く、秋が旬の食べ物です。
栽培されているものが多く、一年中安定した価格で買うことができるきのこは、栄養たっぷりで家計にも優しい食材。

きのこは野菜の一種だと思われがちですが、実は菌類に分類されます。きのこは菌そのものだけを食べられる唯一の食品なので、菌食材の王様と呼ばれています。
身体に良い働きをする菌を積極的に食事から取り入れる「菌活」にもぴったりな食材なのです。

皆さんそれぞれ好きなきのこがあるかと思いますが、実は種類によって効果効能に違いがあります。
今回は、そんなそれぞれの「きのこの力」をご紹介します!

① しいたけ 老化防止
◎美肌・ダイエットサポート
干ししいたけの食物繊維の含有量は約40%で、生しいたけの約10倍だそうです。
不溶性食物繊維が豊富で整腸作用があり便通をよくするので、肌荒れケアやダイエットにもオススメです。

◎生活習慣病のケア
しいたけに含まれる「エリタデニン」は、コレステロール値を下げる作用が、「レンチオニン」と「グアニル酸」には、血小板が集まって塊になるのを抑える作用があると言われています。
コレステロールケアや血液サラサラケアにオススメです。

◎免疫力UP
しいたけに含まれる「レンチナン」という成分が、免疫力を高め、ウイルス性の病気に強い抵抗力を高めると言われています。
しいたけ特有の香りの成分です。

◎骨粗しょう症ケア
しいたけには、紫外線を浴びるとビタミンDに変化する「エルゴステロール」が含まれています。
食べる前に日光に当てるとビタミンDが倍増するので、調理前に2.3時間天日干しするのがおすすめ。
ビタミンDはカルシウムの吸収を促すため、カルシウムを含む食品とともに摂取することで骨粗しょう症ケアにもオススメです。
脳神経の発達にも良いと期待されています。

②まいたけ 美容・免疫力UP
◎肌荒れ対策
肌荒れを防ぐ「ビタミンB2」と「ナイアシン」、お肌の潤いを保つ「トレハロース」、シミやそばかすの原因となる「メラニン」の活性化を抑える「チロシナーゼ阻害物質」が含まれています。
これらにより、美白効果や、ストレスが原因で起こる肌荒れを予防・ケアする働きが期待されています。

◎免疫力アップ
まいたけは、免疫の活性力を高め、細菌やウイルスに対する抵抗力を高める効果がある「β-グルカン」の含有量が、きのこの中でもトップクラス。
ウイルスや風邪予防にも期待ができるといわれています。

③エリンギ むくみ・腸ケア
◎便秘・むくみケア
エリンギはきのこの中でも食物繊維が豊富なので、便秘解消に期待できると言われています。
また、体内の不要な塩分を排出し、むくみを解消する役割を担う「カリウム」も豊富に含まれています。

◎ダイエットサポート
食事で摂取した中性脂肪は小腸で「リパーゼ」という酵素によって分解され、体内に吸収されますが、エリンギにはこのリパーゼの働きを弱める効果があるとされています。
中性脂肪の吸収をケアし、ダイエットにもオススメです!
※きのこで有名な「ホクト」ではエリンギによる体脂肪低減効果が発表されています。

④ ぶなしめじ 二日酔い・肌トラブル対策
◎二日酔いケア
ぶなしめじには、二日酔いの原因となる「アセトアルデヒド」を分解するのを助ける「オルニチン」が豊富に含まれています。
オルニチンを多く含むことで有名なものは、アルコールの分解を助ける働きがあるとしてお馴染みの“しじみ”。
なんと、ぶなしめじにはしじみの5~7倍のオルニチンが含まれています。(ホクト調べ)しじみ同様にぶなしめじも二日酔いのときや、お酒の席で食べるのがオススメです!

◎肌トラブルにも
オルニチンには、アルコールの分解を助ける働きがあるだけでなく、肌のターンオーバーを促進する効果もあります。
肌が乾燥したり、くすんだりなどの、あらゆる肌トラブルに効果があるといわれています。

⑤ えのき 疲労回復・ストレス対策
◎疲労回復
えのきは、きのこの中でも「ビタミンB1」が豊富です。そのため、他のきのこよりも疲労回復に効果的です。
炭水化物と一緒に摂ると、ビタミンB1によって糖質がよりスムーズにエネルギーに変わるそうです。

◎ストレス対策
えのきには、神経の高ぶりを抑制する神経伝達物質「GABA」が含まれているため、ストレスをやわらげる効果が期待できます。
また、体をリラックスさせる働きにより、安眠を促進します。

オススメ調理法
1.水洗いはしない
きのこに含まれる水溶性の栄養分が溶け出て、うま味や風味が逃げてしまうため、水洗いはしないのがベスト。
汚れがある場合は、キッチンペーパーで拭き取りましょう。
※なめこはぬめりが酸っぱいこともあるため、軽く洗った方がいいといわれています。
また、ゆでて調理をする際には、ゆで汁も調理に使うことで栄養を余すことなく摂取できますよ♪

2.炒める際は強火で
強めの火加減で水分を飛ばすように香ばしく焼くのがポイント。そうすることで、きのこが水っぽくなってしまうのを防ぎます。

3.まいたけで挟むとお肉がやわらかく
まいたけに含まれるタンパク質を分解する酵素「エンドペプチダーゼ」には、肉の組織を壊して肉を柔らかくする作用があります。
ちぎったまいたけで肉の両面をサンドするように挟み、1時間以上寝かせた後お肉を焼くことで、柔らかく仕上げることができます。

4・保存方法
きのこの保存は、密閉できる保存袋に入れて冷凍するのがベスト。
冷凍することで細胞中の水分が膨張し細胞が壊れるのですが、その際に発生するのは、うま味の成分。
そのため、冷凍した後調理したきのこの方がうま味が強いとされています。
冷凍したきのこを料理に使うときは、水っぽくなるのを防ぐため、解凍しないでそのまま調理するのがポイント。
きのこによっては少し食感が落ちてしまうので、炒めものではなく、スープに入れたり煮物に使ったりするのがおすすめです。
なお、冷凍だと1か月程度、冷蔵で保存する場合は、3日程度が目安です。


秋の味覚きのこは、栄養たっぷり。各種類それぞれに異なる効果・効能があるのもおもしろいですね。
冷凍したきのこを常備しておくと、味噌汁や鍋に少し入れる際に切る手間が省けるため、重宝しますよ。
きのこは、種類を組み合わせることでさらにうまみを引き出せるそうなので、数種類のきのこをミックスして冷凍しておくと、おいしくて便利でオススメです!

今年は、さまざまな種類のきのこをたっぷり食べて、秋を楽しんでみてくださいね♪

 

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