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8月も終わりそろそろ秋の気配が…
と思いきや今年の9月は厳しい残暑が長くなりそうですね。
まだまだ夏服が活躍する日も続きそうな予感ですし、日差しの強い日も多くなりそうですから引き続き暑さとUV対策もしっかり行いたいところです。

肌老化の60%以上は、紫外線によるものと言われています。
肌表面にダメージを与えるヒリヒリとしたわかりやすい日焼けだけでなく、シミシワの原因とされる真皮のケアも忘れずに!
そこで今回は「日焼けのメカニズムとケア」についてご紹介します。

■紫外線とは?

紫外線は、太陽が眩しい日だけではなく、冬の寒い日でも曇りの日でも、一年中降り注いでいます。
紫外線とは、太陽光線に含まれているもので、太陽光線のうち、5%が紫外線、50%が可視光線、残りが赤外線です。
可視光線はまぶしさ、赤外線は熱さや暖かさを感じさせますが、紫外線にはまぶしさも熱さもありません。
そのため浴びている実感がなく、うっかり日焼けしてしまったということがよく起こります。

■シミ・シワの原因になるのが「UVA」

紫外線は、波長の長さによってUVA(紫外線A波)、UVB(紫外線B波)、UVC(紫外線C波)に分けられます。

あまり聞いたことのないUVCは、波長が短いため地表まで届かず、ほとんどがオゾン層に吸収されます。
肌の日焼けの原因となるのはUVAとUVBです。

UVA:肌の奥深くまで届く波長

UVB:皮膚表面に届く波長

肌への悪影響を防ぐためには、それぞれの波長を意識して、対策を行うことが大切です。

■日焼けの仕組み

紫外線を浴びると、肌の内部では、メラニンが大量に作られます。
黒い色素で紫外線を吸収して真皮への侵入を防ぎ、ダメージから細胞を保護しています。これが、日焼けの仕組みです。

“メラニンは悪者”というイメージがありますが、そもそもメラニンは、肌細胞を紫外線から守るためにできるものです。
生成されたメラニンは、皮膚のターンオーバーとともに数か月かけて排泄されますが、排泄しきれずに残るとシミになります。

・UVA

肌に急激な障害を与える作用は弱いですが、太陽から届く紫外線の約9割を占め、肌に蓄積的なダメージを与えます。
肌の奥の真皮にまで侵入し、肌細胞を酸化させ、光老化を引き起こす原因になります。
※光老化…加齢による老化と比べ、光老化は、硬くゴワゴワした肌に深いシワが刻まれるのが特徴です。

UVAを受けてから72時間後くらいからメラニン生成が始まり、1か月以上続くこともあります。
また、すでにできているメラニン色素を酸化させ、シミをさらに濃くさせる作用もあります。

・UVB

太陽から届く紫外線の約1割と量は少ないですが、肌への作用が強いため短時間でも肌が赤くなるサンバーン(日やけによる炎症反応)や、数日後に肌が黒くなるサンタン(色素沈着反応)を引き起こす作用があります。
波長が短いUVBは炎症やしみの原因となるだけでなく、肌表面の表皮細胞やDNAを傷つけるなど、生体への影響が強いのが特徴です。

■うっかり焼けのケア

日焼けは肌にとってやけどと同じような状態ですので、早急な処置が大切です。うっかりしてしまった軽い日焼けでも、しっかりとケアしておきましょう。
※痛みがひどい時や広範囲に水疱ができた場合などには、病院を受診することをおすすめします。

・UVAダメージのケア
1・ビタミンC誘導体配合の化粧水などを使って、やさしくケアする
2・皮膚の回復を早めるため(ターンオーバーを整える)、睡眠食事など生活習慣を整える
3・抗酸化物質が含まれる食事を心がける

・UVBダメージのケア 
1・ほてりが治まるまで冷やす
2・水疱は針(※火であぶり殺菌したもの)で水を抜いてつぶし、ガーゼにたっぷりとワセリン又はステロイド軟膏をのばして貼り付ける
3・痛みやヒリヒリとした感覚が治まったら保湿クリームでのケアに切り替える
4・皮がむけてきたら無理にむしらずむけ終わるまで保湿を続ける


UV対策は、自分では万全にできていると思っていても、実は手薄だったということも多くあります。
特にわかりやすいUVBの日焼けと違い、UVAによる日焼けは、目に見えない肌へのダメージが蓄積されていきます。
UVAは窓ガラスを通過して室内で反射する性質があり、室内でも対策は必要です。
アウトドアで過ごす時だけでなく、日常の生活においてもしっかりとUV対策を行うようにしましょう。

 

肌は体と同じで、食べたものと生活習慣によって作られます。
日焼け止め、サングラス、日傘に加え、カラダの中からもきちんとケアしていきたいですね!

次回は『UVAケアのオススメ食材』をご紹介します。
お楽しみに☆

 

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