古から美の妙薬としてクレオパトラも愛用したという「プラセンタ」。
プラセンタ(胎盤)は、赤ちゃんをお母さんのお腹の中で、わずか10か月の間に1個の受精卵を、1人の人間にまで育て上げる驚異的な働きを持った組織です。
■プラセンタ(胎盤)の驚異
プラセンタ(胎盤)はたんぱく質合成、老廃物の排出、ホルモンの分泌、排泄など全て行い、まだ肝臓が育っていない赤ちゃんの解毒機能も担います。
このプラセンタ(胎盤)の健康や美容の秘訣は広く知られており、人々は紀元前から利用してきました。
健康食品や化粧品で「プラセンタ」と呼んでいるのは胎盤そのものではなく、胎盤から細胞分裂を活性化させる成長因子や他の栄養素を抽出したものです。
これらは肌のターンオーバーをケアする働きを持ち、“プラセンタ=肌に良い”という認識はこの理論によるものです。
また、成長因子は肌だけに留まらず、お酒や偏った食事で弱ったお腹など、カラダのほとんどの部位に働きかけるといわれています。