オンラインサロン_はじめに

美容従事者は”健幸”生活の伴走者

我々人類は生命誕生来の危機であった飢餓を克服し、病原菌やウイルスを克服し、全地球で繁栄しています。
しかし、幸せでしょうか?

人類の生活スタイルは、狩猟採集が400万年ぐらい、農耕が2000年〜、飢餓を克服した飽食の時代70年ぐらい、スマホやSNSの時代は10年ぐらい。

当然、私たちの体も心もほば狩猟採集時代に適応しており、現代の生活にはまだ適応していないと考えるべきだと思います。
現代の生活スタイルの中で、体や心のバランスを崩してしまうのはむしろ必然で、うまく順応できていることが不思議なくらいではないでしょうか?

食生活も同様です。

飽食の中の飢餓

「飢餓」と聞いてアフリカの一部地域を想像される方もいらっしゃると思いますがそうではありません。「飢餓」が起こっているのは私たちが住む日本なのです。

私たちはいつも食べ物に囲まれ、コンビニエンスストア、ファストフード店、スーパーマーケット、レトルト食品、などでたやすく手に入れることができます。
それらはとても便利で私たちの生活をサポートしてくれています。
一方それらで手にはいる食品の多くは、糖質(精製糖質)や脂質(オメガ6系脂肪酸、トランス脂肪酸)に偏りがあり、本来人間が必要とするビタミンやミネラルなどが欠如し、バランスを欠いていると言わざるを得ません。

さらに、ストレスや不安の多い社会的背景の中で、睡眠の質の低下や運動不足など、老化を進めている環境にあるとも言えるでしょう。

そんな現場だからこそ誰かが正しい知識を与え、身体と心のバランスを取り戻した健康で美しく活力に満ちた人生へと導く必要があると考えます。

 

では、人が幸せを実感するにはどうしたら良いのでしょうか?

実は科学が解き明かす答えはとても地味なものでした。

■ちょっと空腹感を感じる食習慣だったり、

■ちょっと歩くことだったり、

早寝早起きの習慣だったり。

私は、健康で美しくいたいと願うお客様と定期的に長時間過ごす美容従事者こそ、健康レベルを引き上げる、その役目を果たすのに最適な立場にあると考えます。

まずは美容従事者が学び実践することによりバランスの取れた心身を取り戻し、美への造詣を深めることが大切です。
そして、その体験をもとにお客様へ、「内外心(うち・そと・こころ)」のバランスの大切さを伝えて下さい。

そしてお客様の健幸生活の伴走者となって、幸せを実感できる人を増やして下さい。

人は人の役に立ったとき、人を喜ばせたときにこそ幸せを感じます。

もっとも幸せを感じることができるのは皆さんかもしれませんね。
そんな素敵な未来を期待しています。

 

一般社団法人 統合医科学研究所
理事長野太郎

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