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以下、NHK スペシャル等でも紹介されている、腸内細菌と免疫力の関係に関する最新の情報をお届け致します。

※以下書かれていることは一般論であり、弊社商品の効果を担保しているものではありません。

 

人の免疫力は、20代をピークとして年々低下すると言われています。
免疫力が低下すると、風をひきやすくなったり、アレルギーの症状が悪化したり、がんや肺炎などの生命にかかわる病気を発症する危険性も高まります。
したがって、免疫力を高めることは、健康でいることと密接な関係にあると言えます。

では、免疫力を高めるためには、どうしたら良いでしょうか?
近年の研究では、身体の中の「腸」がポイントとなることがわかってきました。
そこで今回は『腸内環境と免疫力について』ご紹介します。

■免疫力と腸

腸は、食べ物だけでなく、それと一緒に病原菌やウイルスなどが常に入り込んでくる危険性のある場所です。
体内で最も密接に“外界”と接する臓器と言えます。
だからこそ腸には、病原菌やウイルスなどの外敵を撃退してくれる「免疫細胞」が大集結しています。
その数、なんと体中の免疫細胞の約6~7割ともいわれています。
それほど大量の免疫細胞が、栄養や水分を吸収する腸の壁のすぐ内側に密集して、外敵の侵入に備えているのです。
さらに、小腸の壁に存在するパイエル板では、免疫細胞に体に有害な異物を学習させて訓練していることも明らかになっています。訓練された免疫細胞は腸での免疫に関与するだけでなく、血液の流れに乗って体中に運ばれて、病原菌やウイルスを攻撃するそうです。

■免疫細胞を活性化させるには

・腸内環境を整える

腸内の免疫細胞は、良質な腸内細菌(善玉菌)によって強くなります。
つまり、免疫力を高めるには腸の状態をよくし、その働きを活発にすることが大切です。

そのためには、栄養バランスの良い食事を規則正しくとることが基本になります。
さらに、腸内環境を整える栄養素として、発酵食品、食物繊維、オリゴ糖を多く含む食品がおすすめです。

ヨーグルトや納豆、みそ、しょうゆなどの発酵食品には善玉菌が多く含まれており、腸内の善玉菌を増やす効果があります。
発酵食品に含まれる乳酸菌やビフィズス菌などの中には、胃の中の過酷な環境で死んでしまい、生きたまま腸に届かないものもあります。
しかし、生きたまま腸に届かないからと言って、善玉菌を増やす効果がないというわけではありません。
乳酸菌などの死骸は、腸に届くと腸内の善玉菌の良いエサになり、間接的に善玉菌を増やすことにつながります。

食物繊維とオリゴ糖も善玉菌のエサとなり、腸内で善玉菌を増やす助けになります。
さらに食物繊維には便通を改善し、腸の働きを良くしてくれる効果が期待できます。
食物繊維の中でも、きのこに多く含まれるβグルカンという成分は、消化吸収されずにそのまま腸の免疫細胞に作用するので、免疫力を高める効果があると言われています。

・免疫細胞を強化する栄養素

また、免疫細胞そのものを活性化させるために必要な栄養素もあります。
タンパク質は、細胞の主要な成分ですので、豆腐、肉、乳類などの良質のタンパク質を摂取すること

そのため、ある特定の食品を食べれば、免疫力が高まるというわけではありません。
免疫力を高める効果のある栄養素を意識しながらも、身体に耳をかたむけ、バランスよく食べることが一番大切です。

そして、運動と休息も免疫力UPには欠かせません。
適度な運動と、上質な睡眠を心掛け、リラックスする時間も設けていきたいですね!

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