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台風が近づくとなんだか頭が痛い、頭が重く感じる……普段は気象病を起こさないのに台風のときだけ、「台風頭痛」を起こしたりして体調が悪くなるという方もいらっしゃるのでは?

台風が接近した場合に体調の悪化を全て防ぐことは難しいですが、悪化の程度を少しでも抑えられるように、自律神経のバランスを保つ生活習慣を意識することが大切です。


急速に下がる気圧が頭痛をもたらす

台風頭痛を引き起こすと考えられているメカニズムを2通りご紹介します。

ひとつは耳の奥(内耳の前庭)に気圧センサーがあり、気圧が下がると自律神経にストレス反応が起きて交感神経が優位になることです。

すると頭部や首の血管が収縮して、頭が締め付けられるような緊張型頭痛を起こすのです

 

もうひとつのメカニズムは、気圧を下げると三叉(さんさ)神経の興奮が起こることです。

三叉神経の興奮が脳の血管を拡張させて偏頭痛を引き起こす可能性が考えられています。

ドイツの研究で気圧を40hPa下げて観察すると、ラットの三叉神経が興奮するのを観察できました。

なぜ気圧を下げると三叉神経が興奮するのか詳しくはわかっていませんが、三叉神経は人間にもあり、顔の感覚(熱い・冷たい・痛いなど)を脳に伝える働きをしています。

 

耳を温める

気圧センサーがある耳を指で刺激したり、温めることで、耳の血流をよくして乱れた自律神経を整える効果があります。

 

ホットタオルで耳を温める

1・水で濡らしたタオルを軽く絞る

2・タオルを電子レンジで1分程温める

3・両耳に温めたタオルを当てる

 

耳をくるくる回す

1・親指と人差し指で両耳たぶを軽くつまみ、上下横に5秒ずつ引っ張る

2・耳を軽く横に引っ張りながら、後ろ方向にゆっくり5回まわす

3・耳を包むように折り曲げて5秒間キープする

4・手のひらで耳全体を覆い、後ろ方向に円を描くようにゆっくりと5回まわす

 

また、自律神経のバランスを保つためによいとされている

下記の生活習慣を組み合わせるとより効果的です。

睡眠を十分にとる

規則正しい生活を心がける

疲労を回復させることを優先し、体に負担をかけるようなことはしない

ストレスを解消できるようにゆっくり入浴する

ストレスの解消のためにリラックスタイムを設ける

 

症状別ケアポイント

浮腫み

浮腫みが出やすい人は体内の水分バランスが崩れている場合があります。

水分はしっかり摂り、スクワットやウォーキングなど、とくに第2の心臓と呼ばれる足の筋肉のポンプ作用をしっかりと働かせるような運動をして、血流を良くするようにしましょう。

 

倦怠感

倦怠感が出やすい人は、汗をかけるような適度な運動を意識してみましょう。

血流を促して体温を高めに維持することは痛みの軽減や自律神経のバランスを整えるのにも効果的です。

 

気持ちの落ち込み

また体調以外にも精神面の不調となって現れる場合もあります。

気圧や気温の変化があまりにも急激だと自律神経による対応が追い付かず、交感神経と副交感神経のバランスが乱れて、気持ちが落ち着かず、ソワソワしたり、気分の落ち込みなどを感じる場合があります。

ゆっくりお湯につかる、好きなアロマの香りを嗅ぐなど自分なりのリラックスの方法を見つけておくといいでしょう。


ちなみにゲリラ豪雨の場合でも大気の状態が不安定になります。

狭い範囲ではありますし一気に気圧が下がるわけではありませんが、気圧の変化は起こるので、台風と同様に体調・精神面の不調を感じる場合があります。

暑い日は入浴がおっくうでシャワーだけという方も多いと思いますが、台風などの気圧の変化等で乱れた自律神経を整えるのに入浴は最適です!

残暑が気になる時期ではありますが、入浴することで血流をよくし、身体の芯から温めましょう!

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