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桃や早咲きの桜が開花し、お散歩が気持ちいい季節になりましたね。
しかし春には春のやっかいものが…!
今回は気象予報士の間で使われ、最近は天気予報でもよく耳にする春の「5K」についてご紹介します。
花粉症が辛い、気温差で体調を崩しがち、やけに眠い、疲れがとれないといった不調を感じている方は要チェックです!
この5Kを意識して天気予報をチェックすると、過ごしやすくなりますよ!


■1・花粉

春のやっかいものといえば、花粉を真っ先に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
特に今年は前年比で110%程度から290%の地域まであり、例年比で100%から200%とほぼ例年より多いか、非常に多いと言えます。
スギ花粉のシーズンは大体2月から3月で、南の九州から徐々に北日本へと広がります。
スギ花粉が終盤になると、入れ替わるようにしてヒノキ花粉の飛散が本格化し、5月はじめごろまで花粉シーズンが続きます。
テレビやアプリの気象情報でも花粉情報が提供されているので、外出前には要チェックです。
特に晴れて気温が高い日や風が強い日は多く飛ぶ傾向にあります。

一番の対策は、花粉を体内に入れないこと!
マスク、メガネ、帰宅時は玄関前で花粉を払うなど基本的なことに+αしてみましょう。
マスクをする前にワセリンを鼻周りに塗る、帰宅後すぐ入浴する、花粉のつきやすいウール地は避ける、掃除機をかける前に水拭きをするなどもオススメです!

 

■2・気温差

春は暖かい日が増えてきますが、朝晩はまだ冷え込んだり、一時的に冬型の気圧配置に戻って真冬の寒さに逆戻りしたりすることがあります。
つまり一日の中での気温差も、日ごとの気温差も大きくなりやすく、気温の変化が激しいということです。
出かける時間に合わせて服装選びをするなど、こまめに服装を変えるのが体調管理のカギを握ります。
激しい気温差は自律神経の乱れに繋がりますので、春の不調の代表的な一つです。
春になってなんとなく調子が上がらないというかたは、春の気温差にカラダが疲れているのかもしれません…

自律神経を整えるためには、質の高い睡眠と、規則正しい生活、カラダを温めることが大切です。
カラダが冷えないように、温かい日のお出かけでも、ストールやカーディガンなど体温調節できるものをバックに忍ばせておきましょう。

 

■3・強風

気温の急上昇をもたらすのは、強い南風です。
皆さんも「春一番」という言葉を聞いたことがあると思いますが、これは立春後に最初に吹く強い南風のこと。
春になると暖かい空気が流れ込んで寒気とぶつかり合うことで日本海で低気圧が発達し、日本列島に春の嵐をもたらします。
元々は長崎県の漁師たちが、強い南風による転覆事故をきっかけとして、注意を促すために名付けたと言われています。

花粉がより多く、遠くに飛ぶので対策を強化しましょう。

 

■4・PM2.5と黄砂

中国大陸でも風が強まると、やっかいなものが日本へ飛んできます。
花粉と同じくアレルギー反応や健康被害に繋がるPM2.5と黄砂です。

黄砂はモンゴルや中国の砂漠域で大量の砂やチリが強風によって巻き上げられ、上空の風に乗って日本へ運ばれてきます。
黄砂は春に観測されることが多く、時には空が黄褐色にかすむことも。
洗濯物が汚れるだけでなく、呼吸器系に疾患のある方は症状が悪化するケースも指摘されていて、気を付けたい現象です。
PM2.5は、2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質のことです。
大きさによって分類された名称なので、直径2.5マイクロメートル以下であればどんな物質でもPM2.5と呼ばれます。
PM2.5の組成は、主に炭素成分、硝酸塩、硫酸塩、アンモニウム塩、ケイ素、ナトリウム、アルミニウムなど、さまざまありますが、その中には微小な黄砂が含まれていることもあるのです。

スギ花粉は一般的に直径約30マイクロメートルと言われているのでその小ささがよくわかりますね。
花粉対策と同様に吸い込まないような工夫をしましょう!
晴れの日でも洗濯物は室内がオススメです。

 

■5・乾燥

また、空気の乾燥も大陸から移動してくる高気圧によってもたらされます。

春の移動性高気圧は、海から張り出す高気圧とは違い、乾燥した空気を持っています。
このため冬型の気圧配置がゆるんで、太平洋側で山越えの乾いた風が吹くことがなくなっても、日本海側も含めて空気の乾燥した状態が続きます。

春は紫外線も強まる季節なので、肌の紫外線対策と保湿ケアが欠かせないですね!


春の5Kで悩んでいる方も多いと思いますが、あらかじめ予報できるものがほとんどです。
天気予報をこまめにチェックして、持ち物や服装を変えるなど工夫して快適な春を過ごしましょう♪
花粉対策やカラダの不調をケアする方法として、腸活もオススメですよ!

 

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