明日から6月。いよいよ梅雨のシーズンが到来です。
連日雨が降り続いたり、時折急に蒸し暑くなったり、天気や気温の変化が激しくなるこの時期は、だるさや疲れを感じやすくなりますよね。
外は暑いのに、室内はどこも寒くて手足はいつも冷たいなど「夏の冷え性」に悩む方も多いと思います。
そこで今回は「梅雨バテと夏冷えケア」についてご紹介します!
高気圧が近づいて天気が良くなると、気持ちよく過ごせることが多いですよね。
これは気分の問題だけではなく、気圧が体を適度に圧迫して、血流を良くしているからだそうです。
一方、低気圧は気圧が低い状態なので、体にかかる圧力も少なくなり、血流が滞りやすくなります。
血流の滞りは、倦怠感や頭痛、肩こり腰痛など様々な不調のモトになるとされています。
また、自律神経には、活発に動いている時に優位になる”交感神経”と、休んでいる時に優位になる”副交感神経”とがあります。
本来はこの2つの神経が交互にバランスよく働くのが理想的なのですが、気圧が低下すると”副交感神経”の方が優位になり、体がだるくなり、疲れやすくなります。
さらに、朝晩の気温差やエアコンによる冷えなどが、不調を加速させてしまうケースも多いそうです。
そのため、梅雨バテを改善するには“自律神経と冷えケア”が欠かせません!
■自律神経を整える3つの基本
①食事
バランスのよい食事を朝・昼・夕3食、規則正しく、よく噛んで食べる。健康の基本です。
・食物繊維と発酵食品を摂る
腸の働きを良くし、腸内環境を整えると自律神経も整います。
また自律神経のバランスが整うと腸の働きも良くなります。
・水分を摂る
水分は消化器系を刺激するので自律神経を整えるのに効果的です。
朝、コップ一杯の水(白湯)を飲むと、血流を促し快適なスタートを切れます。
②運動
無理のない運動をすることで自律神経の働きが高まります。
・ゆるやかな有酸素運動
ウォーキング、ジョギング、スイミング、ダンスなど軽く息がはずむくらいの負荷を保って15~30分程度行うのがオススメです。
体を動かしながら深い呼吸ができる程度のペースで行うことで、副交感神経の働きを保ちながら、良質な血液を体の末端までしっかりと流すことが出来ます。
・ながらストレッチ
梅雨時期の朝は、低気圧の影響でやる気モードになかなかスイッチが入りにくいものです。
朝の身支度中に気軽にできるストレッチを毎日続けることで、自然にスイッチが入り、1日のスタートを軽快に始めることができます。
③睡眠
“睡眠時間の乱れは自律神経の乱れ”とも言われるほど。質のよい睡眠を取り、しっかり体の回復を図りましょう。
・就寝前の入浴を心がける
睡眠に入りやすいタイミングは、体温がスーッと下がるとき。
寝る1時間前にお風呂から出ることをイメージして、38~40℃のぬるめのお湯にゆったり浸かりましょう。
熱い風呂や無理な長風呂は逆効果なのでご注意を。
・スマホを控える
スマートフォンやテレビは交感神経を刺激するので、就寝前には控えましょう。
・目もとを温める
目もとには自律神経を整える神経が集まっているため、就寝前に目もとを温めると、リラックスして副交感神経が優位になり、質の高い睡眠が得やすくなります。
温めには約40℃前後のホットアイマスクや蒸しタオルを使いましょう。
蒸気温熱は乾いた熱に比べて、身体に深く広く伝わるため、気分をリラックスさせてくれます。
■夏の冷え対策
・ぬるめのお湯で温まる
蒸し暑い季節になると、お風呂もシャワーだけで済ませがちですが、血流をUPさせるには、やっぱり湯船に浸かるのが一番。
ぬるめのお湯でゆっくり温まりましょう。
汗っかきで湯船に浸かるのが苦手という方には”足湯”もオススメです。
・室内ではソックスとレッグウォーマーを履く
エアコンをつけていると、足先だけ冷えてしまうことはありませんか?
そんな時にオススメなのが、コットンの5本指ソックスです。
指の間が蒸れにくく、湿度の高い季節も快適に過ごせます。
レッグウォーマーはオフィスの冷房対策としても人気のアイテムです。
“第二の心臓”とも言われているふくらはぎも、冷えからしっかり守りましょう。
・冷たい飲み物を控える
冷たい飲み物やデザートについ手が出てしまう…。しかし室内のクーラーは想像以上にカラダを冷やしています。
外が暑い時期こそ、温かい飲み物を飲んで体の冷えをリセットしましょう。
たった一杯でも、内側からじんわり温かくなるのを感じられますよ。
自律神経と冷えと深く関わっている”梅雨バテ”は、ちょっとしたケアや運動でかなり解消できる可能性があります。
毎年梅雨に入ると調子がいまいちという方は、体の巡りを良くして梅雨を迎える準備をしておきましょう!
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