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水分補給に気をつかう夏ですが、冷房のあたり過ぎや冷たい飲食物のとり過ぎといった生活から、水分を「出す」ことが滞るむくみやすい季節です。

夕方になると靴が窮屈になったり、体が重だるかったりして、憂うつな「むくみ」。

放ってくと、体が疲れやすくなって、夏バテなどの不調につながることも。

毎日ケアして、快適に過ごしましょう!


 

夏の”だる重むくみ”は
水はけの悪化が原因

むくみとは、余分な水分が皮膚の下にたまって、腫れぼったくなった状態のこと。

通常、体内の水分は摂取と排出を繰り返しながら一定量に調整されています。

ところが、この循環(水分代謝)がうまくいかなくなり、血管やリンパ管が回収できなかった水がたまるとむくみになるのです。

むくみは性別や年齢を問わず、一年中起こり得る生理現象ですが、その原因には加齢などの身体的な理由に加え、生活習慣も大きく関係しています。

 

こんな生活習慣は要注意!

□湯舟に使わずシャワー派

□運動不足(筋肉量が少ない)

□汗をかきにくい

□冷たい飲み物が好き

□冷房の効いた場所に長居している

□デスクワークが主

□塩分濃いめの味が好き

□素足で過ごすことが多い

 

上記のような生活は体や胃腸を冷やし、血流や水分代謝を滞らせる原因になります。

その上、暑くて水分摂取量が増えるので、水分がたまりやすくなります。

また塩分過多になると、体が血液中の塩分濃度を薄めようと水分をため込むため、塩分が多く味付けの濃い料理にも注意が必要。

むくみ予防だけでなく、健康のためにも薄味を心がけましょう。

 

「とる」「出す」のバランスが大切

 

夏のむくみをケアするには水分代謝を高める=水はけのよい体になるのがカギ。

日常生活では、体や胃腸を冷やさないよう心がけながら、水分を適切にとって汗や尿などでしっかり出すことが大切です。

むくみや冷えを気にして水分補給を控えるのはNG。

夏は熱中症の危険があるので、こまめに水分を補給してくださいね!

「水分をとらない」のではなく水分代謝UPのための生活習慣を考えましょう!

 

水はけのよい体になるには

◯水分は、できるだけ常温で
冷たい物をとる時は、先に温かい物をとっておくと胃腸に優しく冷え過ぎを避けられます。

 

◯足首、手首、首回りを冷やさない
3首とも呼ばれるこの3カ所は、皮膚のすぐ下に太い血管が通っている部位。

ここが冷えると血液も冷えた状態で全身に回ってしまうので、靴下や長袖の羽織物、スカーフなどでカバーしましょう。

 

◯発汗で水分代謝をアップ

普段の入浴や食事にひと工夫加えるだけで、効率よく水分を排出できます。

・入浴時は発汗作用が高まる入浴剤を使う

・発汗作用のある食材を摂る(ショウガ・カプサイシンなど)

・下半身の筋肉を鍛え代謝を上げる 等

 


他にも、同じ姿勢が続いた時に足首をぐるぐる回すなどの簡単なストレッチも効果的!

アキレス腱伸ばしや、四股を踏むことでも滞りを解消できますよ♪

 

ついつい水分をがぶ飲みしてしまう暑い夏。

水分補給は一気にがっつりより、こまめに少しずつが理想的です。

「とる」と「出す」のバランスを意識して元気に夏を乗り切りましょう!

 

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